季語について


十二月の季語

大雪
(たいせつ)
冬ざれ
(ふゆざれ)
冬の虹
(ふゆのにじ)
短日
(たんじつ)
盤渉調
(ばんしきちょう)
冬の夜
(ふゆのよる)
冬の月
(つゆのつき)
冬凪
(ふゆなぎ)
ならい 空風
(からかぜ)
冬の霧
(ふゆのきり)
山眠る
(やまねむる)
枯園
(かれその)
水涸る
(みずかる)
初氷
(はつごおり)
波の花
(なみのはな)
冬眠
(とうみん)

(おおかみ)
冬木立
(ふゆこだち)
冬芽
(ふゆめ)
千両
(せんりょう)
冬籠
(ふゆごもり)
屏風
(びょうぶ)
火鉢
(ひばち)
湯婆
(ゆたんぽ)
湯気立て
(ゆげたて)
悴む
(かじかむ)

(ひらめ)
河豚
(ふぐ)
新巻
(あらまき)
師走
(しわす)
冬至
(とうじ)
柚子湯
(ゆずゆ)
歳暮
(せいぼ)
年用意
(としようい)
年の市
(としのいち)
門松立つ
(かどまつたつ)
注連飾る
(しめかざる)
小晦日
(こつごもり)
年越
(としこし)
年越の祓
(としこしのはらえ)

■河豚(ふぐ)

ふく・ふくと・ふくとう・虎河豚(とらふぐ)・真河豚(まふぐ)・赤目河豚(あかめふぐ)・針千本(はりせんぼん)・箱河豚(はこふぐ)

「河豚は食ひたし命は惜しし」は江戸時代の庶民の思いでしたが、事実、虎河豚1匹で30人分の致死量の毒があるので、河豚は試験を通った調理人しか扱えません。
3枚におろした肉を絵皿の模様が透けるほどに薄くそいで並べた薄造りは、醤油に果実酢を落とし薬味に分葱を添えます。
鰭酒はほどよく焼いた鰭に熱燗を注ぎ蓋をし、1分ほどして蓋を取る際、点火してアルコール分を飛ばします。
河豚ちりは刺身を取った後の骨や頭に春菊、豆腐などを合わせた鍋です。
「てっちり」とも言いますが、鉄砲(当たれば死ぬ)の河豚の俗称の略です。


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