季語について


十二月の季語

大雪
(たいせつ)
冬ざれ
(ふゆざれ)
冬の虹
(ふゆのにじ)
短日
(たんじつ)
盤渉調
(ばんしきちょう)
冬の夜
(ふゆのよる)
冬の月
(つゆのつき)
冬凪
(ふゆなぎ)
ならい 空風
(からかぜ)
冬の霧
(ふゆのきり)
山眠る
(やまねむる)
枯園
(かれその)
水涸る
(みずかる)
初氷
(はつごおり)
波の花
(なみのはな)
冬眠
(とうみん)

(おおかみ)
冬木立
(ふゆこだち)
冬芽
(ふゆめ)
千両
(せんりょう)
冬籠
(ふゆごもり)
屏風
(びょうぶ)
火鉢
(ひばち)
湯婆
(ゆたんぽ)
湯気立て
(ゆげたて)
悴む
(かじかむ)

(ひらめ)
河豚
(ふぐ)
新巻
(あらまき)
師走
(しわす)
冬至
(とうじ)
柚子湯
(ゆずゆ)
歳暮
(せいぼ)
年用意
(としようい)
年の市
(としのいち)
門松立つ
(かどまつたつ)
注連飾る
(しめかざる)
小晦日
(こつごもり)
年越
(としこし)
年越の祓
(としこしのはらえ)

■短日(たんじつ)

日短(ひみじか)・日短し(ひみじかし)・日つまる(ひつまる)・暮早し(くれはやし)・暮れ易し(くれやすし)

釣瓶落としと言われる晩秋を経て、冬至を中心に日が短くなりますが、短日には短くなったことを惜しむ意が込められています。
四季には、日永(春)、短夜(夏)、夜長(秋)、短日(冬)と言った具合に夜と日を長短で言う季語がありますが。
「長」で表す方が、どちらかと言えば、それを謳歌する働きを持つのに、「短」の方は、それへの恨みが読み取れます。


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