冬霧(ふゆぎり)
地表付近の空気塊が冷えてできる微水滴が霧で、視程1キロ未満のものを気象上は霧と呼び、秋の季語ともなっています。 冷たい湿った空気が温かい海面に出てできる蒸気霧は、冬も釧路沖のものが知られますが、全国で見られる川霧もこの類と言えます。 都市の霧では十一月から二月にかけて発生する大阪のものが知られますが、これは煙の粒子が混じったスモッグなのです。
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