だいこ・おおね・すずしろ・大根畑(だいこんばたけ)・土大根(つちだいこ)・大根市(だいごいち)・大根売(だいこんうり)
夏から秋にかけて蒔いたのがこの時期の大根で、冬の野菜として重宝されます。
沢庵(たくあん)大根と干し大根、煮大根の三つに区分されて使われます。
多量のジアスターゼを含むので、正月用の餅(もち)にはなくてはならない食材です。
6000年前のエジプトのピラミッド建設従事者に供された記録もありますが、わが国では、「古事記」に富泥(おほね)と出てくるのが最初の文献です。
この大根は白い腕に譬(たと)えて美化していますので、「大根足」に譬える現代とは大分違います。