季語について


十一月の季語

秋寂ぶ
(あきさぶ)
秋の霜
(あきのしも)
釣瓶落し
(つるべおとし)
冷まじ
(すさまじ)
枯草の露
(かれくさのつゆ)
柳散る
(やなぎちる)
熊の架
(くまのたな)
蛙穴に入る
(かわずあなにいる)
立冬
(りっとう)
小春
(こはる)
冬めく
(ふゆめく)
冬日和
(ふゆびより)
小雪
(しょうせつ)
冬旱
(ふゆひでり)

(こがらし)
名の木枯る
(なのきかる)
霜枯
(しもがれ)
枯葉
(かれは)
朽葉
(くちば)
木の葉髪
(このはがみ)
冬紅葉
(ふゆもみじ)
帰り花
(かえりばな)
室咲
(むろざき)
茶の花
(ちゃのはな)
冬の鳥
(ふゆのとり)
七五三
(しちごさん)
酉の市
(とりのいち)
冬構
(ふゆがまえ)
敷松葉
(しきまつば)
冬耕
(とうこう)
麦蒔
(むぎまき)
葛湯
(くずゆ)
生姜湯
(しょうがゆ)
大根
(だいこん)
冬菜
(ふゆな)

■枯葉(かれは)

霜が降り始めると、木々の葉は枯れ、散り始めます。
そんな頃、あちこちから落葉を焚(た)く煙が昇りはじめます。
ある年代以上の人に懐かしいのがションソンの「枯葉」でしょう。
詩人・ジャック・プレベールの作詞で、1945年、パリのサラ・ベルナール座で上演されたバレエ「ランデブー」のために作られた曲です。
後にイブ・モンタン、ジュリエット・グレコなどが歌い、アメリカに渡って「オータム・リーブズ」の題で、ロジャー・ウィリアムスのピアノでビング・クロスピー歌ってミリオン・セラーになっています。


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