桜枯る(さくらかる)・銀杏枯る(いちょうかる)・欅枯る(けやかる)・枯る(くぬぎかる)・榎枯る(えのきかる)
「名の木」とは連俳(れんぱい)用語で、「ただの木」に対して、桜、楓(かえで)、柳など「品格」のある木を言います。 俳諧(はいかい)では興行の座で、例えば一句しか出すことを許されない場合は一座一句物と言うように数を限定される木のことです。 同じ連俳用語に「ただの草」と区別した「名の草」があり、これには、菊、菫(すみれ)、薄(すすき)、萩などの草が指定されています。
季語のページへ戻る