季語について


十一月の季語

秋寂ぶ
(あきさぶ)
秋の霜
(あきのしも)
釣瓶落し
(つるべおとし)
冷まじ
(すさまじ)
枯草の露
(かれくさのつゆ)
柳散る
(やなぎちる)
熊の架
(くまのたな)
蛙穴に入る
(かわずあなにいる)
立冬
(りっとう)
小春
(こはる)
冬めく
(ふゆめく)
冬日和
(ふゆびより)
小雪
(しょうせつ)
冬旱
(ふゆひでり)

(こがらし)
名の木枯る
(なのきかる)
霜枯
(しもがれ)
枯葉
(かれは)
朽葉
(くちば)
木の葉髪
(このはがみ)
冬紅葉
(ふゆもみじ)
帰り花
(かえりばな)
室咲
(むろざき)
茶の花
(ちゃのはな)
冬の鳥
(ふゆのとり)
七五三
(しちごさん)
酉の市
(とりのいち)
冬構
(ふゆがまえ)
敷松葉
(しきまつば)
冬耕
(とうこう)
麦蒔
(むぎまき)
葛湯
(くずゆ)
生姜湯
(しょうがゆ)
大根
(だいこん)
冬菜
(ふゆな)

■立冬(りっとう)

冬たつ(ふゆたつ)・冬に入る(ふゆにはいる)・冬来る(ふゆきたる)・今朝の冬(けさのふゆ)

二十四節気の一つで、陽暦の十一月七日、八日頃に当たります。
冬の季節風の第一号が吹き出すのもこの頃ですし、高地や北国から初雪の便りが届いたり、時雨が降り始めるのもこの時節です。
温暖な地方でも、立冬の報を聞いただけで、思わず襟を立てたくなります。
朝夕もめっきり寒くなりますので、「今朝の冬」にはことさら実感がこもります。


季語のページへ戻る