秋の更衣(あきのころもがえ)
初夏の更衣に対して、晩秋に袷(あわせ)から綿入れに替えることをこう呼びますが、今時綿入れを着る人はまずいませんから、薄手の地のものから、厚手の地の長袖(ながそで)のものに着替える切り替えの時季と考えてよいでしょう。 一年に二度ある行事は、後の彼岸(秋彼岸)、後の雛(ひな)(菊雛)、後の薮入(やぶいり)(秋の薮入)のように「後の」を付けて区別しています。
季語のページへ戻る