「竹八月に木六月」の譬(たとえ)もあって、竹は八月に、木は六月に伐るのがよいとされています。 もちろん陰暦の時代の言葉ですから、陰暦に直すとほぼ一月遅れが敵期です。 折から、竹の葉が青々と茂る竹の春(秋の季節)の頃ですが、竹の春はまた陰暦の八月の異名でもあります。 やや乾いた竹を伐る音が、竹林に響きわたります。
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