秋手入れ(あきていれ)
夏の間に伸びた土用芽は、思いもかけぬ茂みとなっていますから、秋の庭木の手入れは大仕事になります。 木々の根元まで日が射すよう枝を払ったり、風通しをよくするために垣根を透いたりします。 ただ、茶毒蛾(ちゃどくが)に傷められた椿などには毒毛が残っていますので、注意が必要でしょう。 鋏(はさみ)や脚立を立てる音にどこな秋の気配を感じるのもこの頃です。
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