季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■水仙(すいせん)

水仙花(すいせんか)・雪中花(せっちゅうか)

暖かい海辺に自生し、伊豆の爪木崎や越前海岸などが群生地として知られます。
ギリシャ神話では、水に写る自らの姿の恋い焦がれ身投げしたナルキッソス(ナルシス)の化身として描かれます。
ナルキッソスは、麻酔とか昏睡を意味するギリシャ語のナルケが語源とされますが、水仙に含まれるアルカロイドのナルシチンが麻酔状態を引き起こすことにちなんだ、因縁の名前です。
ですから、水仙とはギリシャ神話に影響を受けた中国名で、室町時代の漢和辞典『下学集』には、漢名水仙花、和名雪中花と出てきます。


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