季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■寒昴(かんすばる)

冬昴(ふゆすばる)・六連星(むつらぼし)・昴宿(ぼうしゅく)・羽子板星(はごいたぼし)・すまる

冬の宵に、牡牛座の肩先に見えるプレアデス星団の日本名で、星団の星々が糸を通して統べるように集まっているところから「統ばる星」を語源としています。
『古事記』にも「美須麻流之珠」と賛えられ、『枕草子』でも、「星はすばる。 ひこぼし。 明星・・・・・」といの一番に挙げています。
古くから農耕の時を教える星、航海の目標の星として親しまれ、星の数から六連星と呼び、その星を結んだ形から羽子板星とも呼ばれてきました。
「昴」の字を充てたのは、中国の呼び名「昴宿」に由来します。


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