季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■冴ゆる(さゆる)

冴え(さえ)・月冴ゆる(つきさゆる)・霜冴ゆる(しもさゆる)・声冴ゆる(こえさゆる)・風冴ゆる(かぜさゆる)・鐘冴ゆる(かねさゆる)・影冴ゆる(かげさゆる)

「冴」には凍るように冷たいとともに、「澄みわたる」や「鮮やか」の意もありますから、目にしたものや、耳にしたものに冠して、「月冴ゆる」「鐘冴ゆる」のように比喩的にも使います。
寒気が屈折なく、夾雑物を経ず、直に届く感じで、特に夜の澄み切った空気の中で感じる寒さとでも言えましょうか。


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