季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■雪明り(ゆきあかり)

輪郭こそ明らかではありませんが、雪の夜は辺りがほの明るく見えるものです。
遠見の山脈も浮き上がって見え、月でも出れば幻想の世界になります。
「蛍雪の功」は、辛苦して学問を成し遂げることですが、その「雪」は、家の貧しい孫康が、雪の光を頼りに読書に励みその功によって御史大夫になった「孫康伝」の故事によります。
御史とは古い中国の官名で、中央や地方の官吏を監察する役で、その御史台の長官が御史大夫ですから、大変な出世だったわけです。


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