年の始(としのはじめ)・あらたまの年(あらたまのとし)・新しき年(あたらしきとし)・改まる年(あらたまるとし)・迎うる年(むかうるとし)・若き年(わかきとし)・年立つ(としたつ)・年変る(としかわる)・年の端(としのは)・年の花(としのはな)・年頭(ねんとう)・甫年(ほねん)・年始(ねんし)・年初(ねんしょ)
年が改まると、目に触れるもの、耳の聞こえるものまで全てが新しくなった気分です。
日本人に長くなじんできた陰暦では、立春の頃を正月としていました。
そして、新月の朔日を大正月に、十五日の望の日を小正月と定め、大正月には歳神や祖霊の来訪への儀式を、小正月には豊穣祈願予祝的な儀礼を当ててきました。
その大正月の元旦は、まさに「あらたま」に相応しい一日でした。