寒(かん)・寒中(かんちゅう)
一月四日、五日の小寒に始まる30日間が寒の内で、この寒の間に寒の間に寒垢離や寒念仏といった仏教行事や、一般では寒稽古や寒中水泳などの耐寒訓練も行われます。 また、この厳しい寒さを利用して寒天作りや凍豆腐作りなども始まりますし、この時期に採れる海苔は寒海苔といって珍重され、葱の寒掘りは軟らかさでは天下一品です。 といった具合に、寒の厳しさを生かした仕事も、この時期に集中します。 「寒の内」の語感には、どこか生活の匂いがあります。
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