季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■初春(はつはる)

新春(しんしゅん)・迎春(げいしゅん)・明の春(あけのはる)・今朝の春(けさのはる)・千代の春(ちよのはる)・御代の春(みよのはる)・四方の春(よものはる)・今日の春(きょうのはる)・国の春(くにのはる)・君の春(きみのはる)・家の春(いえのはる)・おらが春(おらがはる)

陰暦を使っていた時代は、新年と春がほとんど一緒にやってきましたから、春とはまた新年のことでした。
その名残が、新春以下の沢山の季語に生きています。
しかし、この後にやってくる「寒」のことを思えば厳冬のさなかですから、「春」は体感よりイメージが先んじた言葉と言えましょう。
春の語源は、「晴る」であり、「張る」で、万物発生の意ですから、一層その感を強くします。


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