二十四節気以外の節「雑節」の一つです。 土用と言うと夏だけが知られますが、年に4回四季にあります。 立春、立夏、立秋、立冬前のおのおの18日間が土用ですから、その季節が極まった時節とも言えます。 寒土用で言えば立春の前18日間で、大寒の時期とほぼ重なり、寒さも極まりの候といえます。 中国の陰陽五行説では、四季に木、火、土、金、水の五行を割り当てても収まらないので、春に木、夏に火、秋に金、冬に水を配し、残る「土」を冬季の終わりの18日間に当てたものです。
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