寒明ける(かんあける)・寒終る(かんおわる)・寒過ぐ(かんすぐ)
一月五日ころの小寒に始まり、二十一日ころの大寒を経、さらに15日目の節分までのほぼ30日が寒です。 ですから寒明けと立春とは同じことですが、長かった寒の30日がやっと終わったという感慨の強いところが立春とは違うところです。 耐えてきた寒さから解き放たれた安堵感と、今迎えた春への期待感とが込められた言葉です。 「寒」と「明」の漢字の組み合わせには「暗」から「明」に変わる強烈な「光」も感じます。
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