節替り(せつがわり)・節分(せちぶん)
季節の変わり目を言う言葉で、立春、立夏、立秋、立冬の前日が広義の節分ですが、仲でも立春の前日が重んじられ、陽暦では二月三日、四日がその日に当たります。
陰暦を使った時代には、大晦日より前に節分がやってきて、「年内立春」になる年もありました。
この日行われる追儺(鬼やらい)は、寺院の修正会と結び付いた仮装鬼を追う芸能形式のものと、枡に入れた炒り豆を撒く行事が行われます。
一般の家では、戸主が寺男となり、「福は内、鬼は外」と枡に入れた福豆を撒きます。