酷暑(こくしょ)
極暑も酷暑も、人間の耐えられる暑さの極限を言った言葉ですが、溽暑の蒸し暑さ、炎暑の炎えるような暑さほど実感が伝わらないのは、「ものに語らせる」手法に慣れた俳句作りにとって、言葉の手触りしかないからなのかもしれません。 その極暑ですが、大暑の七月二十三日ごろ以降、秋風の立つ八月半ばまで続きます。
季語のページへ戻る