春雪(しゅんせつ)・春吹雪(はるふぶき)
気温や地温も上がってくるので、降るそばから消えたり、積もってもすぐ解けるのが特徴です。
ただ雪の多い地方と、雪のあまり降らない地方とではおのずと語感が違ってきます。
太平洋側の地方は、冬型の気圧配置が崩れてから降る雪が多く、「春を呼ぶ淡雪」などという言い方もあります。
解けやすいところから、これに引っかけた言葉も随分とあります。
「年寄りの達者春の雪」は、年寄りの元気はすぐ消えるにかけていますし、「春の雪と叔母の杖は怖くない」というのもあります。