秋揚げ(あきあげ)・秋振舞(あきぶるまい)・田仕舞(たじまい)・秋忘れ(あきわすれ)
刈り取った後、稲架に干した稲は、脱穀、籾摺り、俵詰めと、農家にとっては休む暇もありません。
それらが総て終わってから行うのが秋収めで、秋揚げ、田仕舞などと呼ばれ、大阪では秋終い、鳥取では秋忘れなどとも呼ばれます。
稲刈を守護とする神は農神様で春に田へ迎えましたが、収穫が終わった秋に再び山に送ります。
この日は、餅を搗いて神に感謝する日です。
同時に稲の手を借りた親戚や互助組織「結い」の人たちに振る舞いをする日でもあります。