刈干(かりぼし)・稲掛(いねかけ)・干稲(ほしいね)
刈り取って田に寝かせて干していた次代は、雨が降ると籾から芽が出るので、天候続きを見計らって刈ったものです。 稲掛けが出来てからは稲架などに干すので、発芽の心配はなくなりました。 干し方は地方によって違い、横に渡した稲架木に並べて干す稲架と、中心の棒にそって積み上げていく稲塚、稲堆の二通りに分けられます。 現在は乾燥などを機械の一貫作業で行いますので、おいしいい米にはわざわざ「天日乾燥」とか「自然乾燥」の断り書きが付いています。
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