囀る(さえずる)・鳥囀る(とりさえずる)
朝の床の中で聞く鳥の声や、木や花が一斉に芽吹き始めた山野を歩いていて聞く鳥の声に、どこか普段と違う気配を感じることがあります。 地鳴き(じなき)は日常的に聞こえる鳥の鳴き声ですが、囀りは、主に雄が雌に求愛を呼びかける鳴き声か、テリトリーを主張するための高鳴きですから、一種の甲高さもあってそれと気づきます。 中でも鶯(うぐいす)と駒鳥(こまどり)、瑠璃鳥(るりちょう)のことを鳴鳥(めいちょう)の王などとも呼んでいます。
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