プリムラ・常盤桜(ときわざくら)・乙女桜(おとめざくら)・雛桜(ひなざくら)・楼桜(やぐらざくら)・化粧桜(けしょうざくら)・一花桜(いちげざくら)
北海道から九州までの山地や湿地に自生し、四月ごろ山桜に似た花をつけます。
とくに埼玉県・浦和市の田島ヶ原の自生地は知られており、天然記念物にも指定されています。
ですから桜草は埼玉県の郷土の花にも選ばれています。
栽培種も多く、江戸時代には武士の間に栽培が流行し、一時は300種もの品種が生まれたといいます。
武士が桜草を賞でる姿は想像できませんが、よほど平和な時代だったのでしょう。