季語について


四月の季語

日永
(ひなが)
麗か
(うららか)
春日和
(はるびより)
長閑
(のどか)
清明
(せいめい)
風光る
(かぜひかる)
春昼
(しゅんちゅう)
春の宵
(はるのよい)

(おぼろ)
春雨
(はるさめ)
菜種梅雨
(なたねづゆ)
鳥曇
(とりぐもり)
春の海
(はるのうみ)
春潮
(しゅんちょう)
春眠
(しゅんみん)
春興
(しゅんきょう)

(さくら)
花の雨
(はなのあめ)
花水木
(はなみずき)
桜草
(さくらそう)

(たけのこ)
山椒の芽
(さんしょうのめ)
踏青
(とうせい)
汐干狩
(しおひがり)

(さえずり)
百千鳥
(ももちどり)
春蝉
(はるぜみ)
穀雨
(こくう)
行く春
(いくはる)

■踏青(とうせい)

青き踏む(あおきふむ)・青きを踏む(あおきをふむ)・踏草(とうそう)

もともと中国にあった風習が日本に伝えられたもので、春先に野に出て青い草を踏んで遊ぶことです。
野遊(のあそび)や磯遊(いそあそび)とも似ていますが、踏青(とうせい)には、素足の蹠(あなうら)でじかに春を感じるおもむきがあります。
正月の初めの子(ね)の日に、野に出て小松を取り、歌の宴を張る小松引(こまつひき)は、子の日の遊とも呼ばれていますが、この遊びにも似た風習といえます。


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