簾(すだれ)・竹簾(たけすだれ)・葭簾(よしすだれ)・玉簾(たますだれ)・絵簾(えすだれ)・簾売(すだれうり)・古簾(ふるすだれ)
簾はかつての夏の風物でしたが、室内の冷房が完備されている現代ではほとんど見られなくなりました。
青簾は同じ簾でも古簾とは違って、”新簾”の意もあって、青竹の匂いが漂ってきそうです。
部屋にだけでなく、牛車(ぎっしゃ)や輿(こし)などにも使われましたし、玉簾は、簾の美称でした。
簾編みの職人を簾大工(すだれだいく)と呼んだ時代もありましたし、簾を掛けただけの茶屋、簾茶屋(すだれぢゃや)も、簾の衰退とともに死語となりつつあります。