盂蘭盆会の七月十五日(陰暦)の満月の月をこう呼びます。 この日は送り盆の日ですから、とくに新盆の家では、精霊との別れを惜しみ、夜遅くまで高燈籠を掲げていました。 七月十五日はまた、秋になって初めて迎える満月ですので、一か月ごにやってくる十五夜の前奏に相当する月ともいえます。
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