門火(かどび)・魂迎え(たまむかえ)・精霊迎え(しょうりょうむかえ)・苧殻火(おがらび)・苧殻焚く(おがらたく)・樺火(かばび)・魂待つ(たままつ)
風習も地方によって違いますが、盂蘭盆会の初日の夕方、祖先の精霊を迎えるために、門前で焚く火を迎火と言います。
一般には苧殻を焚くので苧殻火とも呼んでいますが、地方によっては松の根や松葉、檜の皮、白樺の皮、麦稈などが使われます。
盆火をまたぐと厄除けになるとの伝えから、精霊と一緒にまたぎ、迎火から蝋燭に移した火を魂棚に供えます。
盆会の最終日に行う送火は逆の順をたどり、精霊を送り出します。
これも地方味よって異なります。