下弦・二十三日月(かげん) |
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旧暦で、各月の二十二、二十三日目に出る月。 弓張月(ゆみはりづき)とも呼ばれています。 満月から新月に至るほぼ中間にあたり、真夜中の12時頃に出る。(「真夜中の月」とも呼ばれます。) 左半円状に見え、東半分が輝いて見えます。 月の入りの際、半月の弦が下向きになります。 天文学的には、月と太陽との黄径の差が270度になった時に見えます。 十六日月以降は朝まで月が残るので「有明の月」と呼ばれます。 二十三日月は真夜中ごろに出て、昼近くまで月は残っています。 この夜は古くから、いわゆる「二十三夜待ち」といわれる月待ちの行事が行われてきました。 |