梅雨(ばいう)・黴雨(ばいう)・梅霖(ばいりん)・梅雨前線(ばいうぜんせん)・梅雨時(つうどき)・梅の雨(うめのあめ)・梅雨空(つゆぞら)・梅天(ばいてん)・荒梅雨(あらづゆ)・空梅雨(からつゆ)・旱梅雨(ひでりつゆ)
しとしと降る走り梅雨がやってきて、本格的な梅雨を迎えますが、陰暦では立春から数えて127日目を梅雨の入りとしていますから、陽暦では六月十一日、十二日ごろから約30日間を梅雨と呼びます。
黴(かび)の出やすいころですので黴雨の字を当てますが、食中毒が最も起きやすいのもこの時節です。
梅雨の前半は穏やかな霖雨(りんう)ですが、中休みをはさんで後半は荒梅雨となり、梅雨出水(つゆでみず)に見舞われることが多くなります。
「雷がなると梅雨が明ける」の言い伝えから、雷の到来をみな待ったものです。