十五日正月(じゅうごにちしょうがつ)・花正月(はなしょうがつ)
元旦に始まる朔旦正月を大正月と言うのに対して、一月十五日の正月を小正月と呼びます。 この日は木の枝に餅や団子を刺して豊作を祈願したり、養蚕の盛んな地方では、餅で繭玉を作って吊ります。 また小豆粥を炊き、作物の豊凶を占う「粥占」を行うところもあります。 作物に鳥が寄らないようにと「鳥追い」をしたり、果実が実を付けるよう叩く「成り木責め」など、作物の予祝につながる沢山の行事がこの日に行われます。
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