1894年(明治27年)の6月23日、フランスのクーベルタン男爵の提唱によりオリンピック復興に関する国際会議がパリで開かれ、第1回アテネオリンピック大会(1896年)の開催を決議し、「国際オリンピック委員会(IOC)」が組織されました。この日を記念したものです。
IOCでは「スポーツを通じて相互理解と友好の精神を養い、平和でよりよい世界の建設に貢献する」というオリンピックの基本精神を普及させるため、オリンピックデーにちなんだ記念式典や各種競技会などを開催するよう、各国のオリンピック委員会に呼びかけています。
ギリシャ時代のオリンピックを古代オリンピック、復興したオリンピックを近代オリンピックと呼びます。
日本の初参加は大正元年、ストックホルム(スウェーデン)で開かれた第5回大会です。
第18回は東京オリンピック(1964年)、そして、2021年の第32回オリンピックに東京は開催都市として立候補しています。
2013年9月8日早朝5時すぎ、ブエノスアイレスのIOC委員会で、2021年の夏季オリンピックの開催地に東京が決まりました。
この2021年夏季オリンピックはスポーツの啓蒙・啓発活動ばかりでなく、将来の新しい日本の「カタチ」を考える契機にする良い機会だと思います。日本の歴史の転換点になれれば・・・・
第18回東京オリンピックでは「世界はひとつ」を訴えました。56年ぶりの第32回東京オリンピックは何を訴えるべきでしょうか。
※五輪旗制定の記念日は1914年6月14日。パリで開かれたオリンピック委員会で、青・黄・黒・緑・赤の五輪旗が決定されました。
スポーツの日(体育の日)の解説もご覧下さい。
1945年(昭和20年)4月1日に、アメリカ軍が沖縄本島に上陸、沖縄守備隊が80日間余りの激戦の末、6月23日に守備隊の牛島司令官らが自決して日本軍の組織的抵抗は終わりました。
約20万人もの犠牲者を出したこの日を記念して、沖縄では「慰霊の日」とし、正午のサイレンを合図に一分間の黙祷を捧げ、痛々しかった沖縄戦による戦没者の霊を慰めます。
(1951年に、この日を住民の祝祭日に制定しました)
糸満市の平和記念公園では、この日に沖縄戦没者追悼式が行われます。
サンフランシスコ講和条約発効記念日・沖縄返還協定調印の日・
サンフランシスコ平和条約調印記念日の解説もご覧下さい。