浅草寺境内で行われます。
古くから朝顔市と共に夏の風物詩として下町の人々に親しまれてきました。
浴衣着姿でうちわを片手に娘さんたちが、ほおずきを買い求める風景は、さわやかで風情があります。
ほおずき市の由来ですが、源頼朝が奥州征伐の帰り、浅草で軍勢を休ませ、日射業で倒れた兵士に、ほおずきの赤い実を食べさせて元気づけたという言い伝えによります。
観世音菩薩の縁日である4万6千日も、同じ7月9日、10日に浅草寺で法要が行われています。
この日に参詣すれば4万6千日参詣したのと同じ功徳があるとされています。
なお、浅草寺以外でも鎌倉市の長谷寺(8月10日)など各地で4万6千日の行事が行われています。(4万6千日という日数の根拠は定かではありません)
真源寺:入谷朝顔市の解説もご覧下さい。